28日、中山競馬場で行われた第40回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団後方から大外を回って鋭く脚を伸ばしたC.ルメール騎手騎乗の1番人気レガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、好位からいったん抜け出した2番…

 28日、中山競馬場で行われた第40回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団後方から大外を回って鋭く脚を伸ばしたC.ルメール騎手騎乗の1番人気レガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、好位からいったん抜け出した2番人気シンエンペラー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)を差し切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒2(良)。

 さらに2馬身差の3着に13番人気サンライズジパング(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が入った。なお、3番人気ショウナンラプンタ(牡2、栗東・高野友和厩舎)は7着に終わった。

 勝ったレガレイラは、父スワーヴリチャード、母ロカ、その父ハービンジャーという血統。新馬戦を快勝して臨んだアイビーSでは脚を伸ばすも届かず3着だったが、ここで巻き返して見事GI初制覇となった。なお、ホープフルSがGIに昇格してからは、初の牝馬による優勝。

【ホープフルS】「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」を前身とし、2014年にGII、17年にGIへと格上げされ、2歳中距離路線の頂点を決める競走として位置づけられている。皐月賞と同じ舞台であることから、来春のクラシックを占う一戦。ホープフル(Hopeful)は、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」を意味する。

【勝ち馬プロフィール】
◆レガレイラ(牝2)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・木村哲也
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母父:ハービンジャー
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レガレイラ 1人気
2着 シンエンペラー 2人気
3着 サンライズジパング 13人気
4着 アドミラルシップ 11人気
5着 ミスタージーティー 7人気
6着 シリウスコルト 9人気
7着 ショウナンラプンタ 3人気
8着 インザモーメント 12人気
9着 ディスペランツァ 10人気
10着 ヴェロキラプトル 5人気
11着 ホルトバージ 16人気
12着 ウインマクシマム 6人気
13着 テンエースワン 15人気
14着 センチュリボンド 4人気
15着 アンモシエラ 14人気
中止 タリフライン 8人気
取消 ゴンバデカーブース
取消 サンライズアース