名牝リスグラシューの全弟となるエボルヴィング(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が、木曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。  エボルヴィングは父ハーツクライ、母リリサイド、母の父American Postの血統。全姉リスグ…

 名牝リスグラシューの全弟となるエボルヴィング(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が、木曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。

 エボルヴィングは父ハーツクライ、母リリサイド、母の父American Postの血統。全姉リスグラシューは18年のエリザベス女王杯、19年の宝塚記念、コックスプレート、有馬記念の覇者。父の最終世代でも屈指の血統馬として、キャロットクラブにおいて総額1億円で募集された。

 藤原厩舎らしく、時間をかけて態勢を整えてきた。CWではコンスタントにラスト1F11秒台をマーク。父の産駒らしく、またリスグラシューの全弟らしく、年を重ねて良くなりそうなタイプではあるが、仕上がりは悪くない。鞍上は頼もしい川田将雅騎手。実戦に行って良さが出れば、十分に初陣Vに手が届きそうだ。