28日にホープフルS(GI、中山芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。 JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は的中票数104票、払戻金64…

28日にホープフルS(GI、中山芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は的中票数104票、払戻金647万2370円の好配当を記録。昨年のホープフルS開催週は4974万2480円と荒れており、今年も高配当に期待したいところだ。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

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■上位人気が予想される2頭は消し

中央競馬のラストGIとなるホープフルS。ここでは過去10年のうちGIに昇格した2017年以降のデータを参考に分析していく。

人気傾向を見ると1番人気が4勝、2番人気が1勝。ただし昨年はドゥラエレーデが14番人気1着と大穴をあけていた。同馬は4角2番手からの先行抜け出し。GI昇格後に5勝を挙げる先行脚質であったことは重要なヒントとなりそうだ。

今年は2頭の重賞ウイナーが出走するが、前半がズブいシンエンペラー、一気の2F延長となるゴンバデカーブースは中団待機の想定。昨年同様、前残りに期待して先行馬を手広く押さえる。

狙いは新馬を逃げ切り、前走・野路菊Sも前めの競馬で制したヴェロキラプトル、前走・黄菊賞を番手追走で押し切ったセンチュリボンド、前走・未勝利戦で2分0秒7の好時計で逃げ切ったウインマクシマムの3頭。いずれもアタマで来れば高配当が期待できる馬たちだ。

■億超えのカギはベテルギウスS

今回の注目レースは、WIN2阪神11R・ベテルギウスS。本レースは阪神ダ1800mで行われた2017年から22年までのデータを参考に分析する。

過去6年間の平均勝ち馬人気は3.3。過去に1~2番人気馬が3勝を挙げているとはいえ、人気薄の2着馬とタイム差なしのケースも多く、展開次第で穴馬が勝ち切る結末も十分考えられる。

今回の出走メンバーではGI好走歴があるハピ、前走勝利の勢いに乗るミッキーヌチバナあたりが有力もそれぞれ勝ち星から遠ざかっていること、昇級戦であることなど死角あり。それなら阪神ダートで【4.2.0.0】のハイエンド、当舞台の三宮SでJBCクラシック勝ち馬キングズソードと0秒2差のビヨンドザファザーなど、想定8番人気以下の穴馬を中心に“夢の1億超え”を射程圏に入れる組み合わせで攻める。

その他の注目馬は以下の通り。

WIN1・中山10RベストウィッシュC:マヴォロンテ、リラックス、ダレモトメラレナイ WIN2・阪神11RベテルギウスS:ハイエンド、ビヨンドザファザー、ペプチドナイル、トウセツ WIN3・中山11RホープフルS:ヴェロキラプトル、センチュリボンド、ウインマクシマム WIN4・阪神12RカウントダウンS:プロスペリダード、エイシンフェンサー WIN5・中山12RファイナルS:クルゼイロドスル

計72点

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文●塚本元気(SPREAD編集部)

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