【プレミアリーグ】トッテナム2-1エヴァートン(日本時間12月24日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)【映像】場内騒然!ありえない守備陣形をとる瞬間アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムが怪我人に悩まされている。エヴァートン戦で…
【プレミアリーグ】トッテナム2-1エヴァートン(日本時間12月24日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムが怪我人に悩まされている。エヴァートン戦でも守備の要であるDFロメロがハムストリングを痛めて前半のみで交代に。これで現在の離脱者は出場停止処分を含めると10名に上り、多くの選手が戦列を離れている中でも、現有戦力は勝利を追い求めて最後まで懸命に走った。
開幕10試合を無敗で乗り切ったトッテナムは一時的にリーグテーブルのトップに立っていた。しかし、第11節チェルシー戦でミッキー・ファン・デ・フェンとジェームズ・マディソンが負傷、クリスティアン・ロメロとデスティニー・ウドジェが退場すると、そこから調子を崩して一気に順位を下げてしまった。
それでも直近は2連勝と好調を維持して今節エヴァートン戦を迎えた。しかし、この試合で守備の要であるロメロが前半にハムストリングを痛め、後半開始と同時に交代。主力選手では2人が出場停止、6人が怪我で離脱という緊急事態に陥っている。
この危機的状況でもアンジェ・ポステコグルー監督は自らのスタイルを変えることないまま戦いを続けている。前線からは貪欲にボールホルダーにプレッシャーをかけて、ハイラインの背後を取られれば守備陣が全速力で帰陣。”全員で走る”サッカーを実行したことで、エヴァートン戦もギリギリながら何とか勝ち点3を獲得することに成功した。
年が明ければソン・フンミンやパペ・マタル・サール、イヴ・ビスマが国際大会に出場する可能性が高いため、さらなる離脱者が出るだろう。こうした事態に備えてトッテナムのフロントは冬の移籍市場で迅速に動く可能性が高い。11月には新たなテクニカル・ディレクター、ヨハン・ランゲとスカウトのロブ・マッケンジーがリクルートチームに加わった。
特にマッケンジーは久々のトッテナム復帰で、かつてソン・フンミンやトミー・アルデルヴァイレルト獲得に尽力した人物だ。彼らの手腕が発揮される冬の移籍市場開幕はもう間もなく。トッテナムは誰を新戦力に迎えることになるのだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)