危なげなく計量をクリアした井上。(C)CoCoKARAnext 一瞬も視線は逸らさなかった。 12月25日、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦(26日・有明アリーナ)の公開前日計量が横浜市内で行なわれ、WBC・WBO世界…
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危なげなく計量をクリアした井上。(C)CoCoKARAnext
一瞬も視線は逸らさなかった。
12月25日、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦(26日・有明アリーナ)の公開前日計量が横浜市内で行なわれ、WBC・WBO世界同級王者の井上尚弥(大橋)とWBA・IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)がそれぞれ盤石の調整ぶりを披露した。
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先に計量を行なった井上がリミットの55.2キロでクリアすれば、タパレスも55.0キロで一発パス。ともにバキバキに鍛え上げられた圧巻の肉体美を披露し、計量後には無事に終えた安堵からか笑みを浮かべた。前日の会見で「しっかりと仕上げてきた」と揃って口にしていた両王者だったが、言葉通りにコンディションの問題はない。
計量後に実施されたフェイスオフでは、互いに一切目線を逸らず。およそ10秒間にわたって視殺戦を展開。ジーっと睨みあった両者だが、最後は井上から差し出し、ガッチリと握手。言葉こそ交わさなかったが、相手への敬意を示した。
タパレスを前に存在感を示した井上。大一番に向け、あとはリングで対峙するだけだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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