アメリカ・スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月31日~8月6日/賞金総額77万6000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ウィンブルドン優勝者のガルビネ・ムグルッサ(スペイン…

 アメリカ・スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月31日~8月6日/賞金総額77万6000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、ウィンブルドン優勝者のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がケイラ・デイ(アメリカ)を6-2 6-0で下し、準々決勝に駒を進めた。1回戦がBYE(免除)のムグルッサにとって、これは大会初戦であり、ウィンブルドン決勝以来の試合でもあった。

 第1シードで世界4位のムグルッサは、17歳のデイを1時間足らずで圧倒した。

「ケイラは全米オープン・ジュニアで優勝した、とても将来有望な選手。だから、今日は集中して臨まなければならないとわかっていたわ」と、ムグルッサは言った。

 ムグルッサは準々決勝で第5シードのアナ・コニュ(クロアチア)と対戦する。コニュはこの日、ナタリア・ビクトリアンセワ(ロシア)を7-5 6-4で倒した。

 一方、グランドスラム大会で5度優勝した経験を持つマリア・シャラポワ(ロシア)はこの日プレーする予定だったが、左腕の痛みのため棄権した。不戦勝で次のラウンドに駒を進めた第7シードのレシア・ツレンコ(ウクライナ)は、準々決勝で第3シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

 キーズは、予選を勝ち上がったキャロライン・ドルハイド(アメリカ)との同国対決を、3-6 6-2 6-3の挽回勝ちでものにした。キーズは第2セットで4ゲームを連取し、第3セットの早い段階でブレークに成功した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」の2回戦に勝利したガルビネ・ムグルッサ(スペイン)。ウィンブルドン決勝を戦って以来の試合だった。(写真◎Getty Images)

Photo: STANFORD, CA - AUGUST 02: Garbine Muguruza of Spain serves to Kayla Day of the United States during Day 3 of the Bank of the West Classic at Stanford University Taube Family Tennis Stadium on August 2, 2017 in Stanford, California. (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)