2021年の京都ジャンプSを制したケンホファヴァルト(牡10、栗東・森秀行厩舎)が23日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は盛岡競馬に移籍する予定。JRAが同日、ホームページで発表した。  ケンホファヴァルトは父マーベラスサンデー、母…

 2021年の京都ジャンプSを制したケンホファヴァルト(牡10、栗東・森秀行厩舎)が23日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は盛岡競馬に移籍する予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 ケンホファヴァルトは父マーベラスサンデー、母エイシンパンジー、その父トニービンという血統。15年に阪神競馬場でデビューし、平地で4勝を挙げたのち、20年に障害入り。同年の中山大障害を熊沢重文騎手とのコンビで2着と好走すると、翌21年の中山グランドジャンプでも2着に入り、続く京都ジャンプSで重賞初勝利を挙げた。

 その後は勝ち星を挙げられなかったものの、10歳となった今年まで現役を続けた。通算成績は67戦6勝(うち障害12戦2勝、重賞1勝)。父マーベラスサンデーは16年に死亡しており、本馬がJRAでは最後の現役馬だった。

(JRAのホームページより)