12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開…

 12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた男子1回戦で八王子学園八王子高校(東京都)と北陸高校(福井県)が対戦した。

 序盤から主導権を握ったのは八王子。第1クォーターだけで10得点を上げた十返翔里を筆頭に高確率でシュートを沈め、24-20で最初の10分を終えると、第2クォーター立ち上がりには19-2のランで一気にリードを拡大。北陸に連続得点を許す場面もあったものの、先手を取った八王子が15点のリードを持って折り返した。

 第2クォーター途中に最大21点差をつけられていた北陸は、ハーフタイム明けの後半にじわじわと差を詰めると、最終第4クォーターにムトンボ カベヤ エノックの連続得点などで1ポゼッション差まで急接近。試合時間残り20秒で松岡颯汰が1点差に詰め寄る3ポイントを沈めるなど、最後まで食い下がり大激戦を演じたがあと一歩及ばず。最終スコア73-71で八王子に軍配が上がった。

 3大会連続17回目の出場となった八王子は、ゴール下で構える身長206センチのンジャイ パプンデリセクが16リバウンド2ブロック、2年生の十返がゲームハイの35得点と、随所に流れを呼び込むプレーを披露。後半はターンオーバーがかさみ、フリースローの失敗が続くなど、苦しい試合運びとなったものの、土壇場で踏ん張り2回戦進出を決めた。

 なお、八王子の次戦は25日に東京体育館・ZTEコートで行われる2回戦。光泉カトリック高校(滋賀県)と県立宇都宮工業高校(栃木県)の勝者と対戦する。

■ウインターカップ2023・男子1回戦

<武蔵野の森総合スポーツプラザ・京王百貨店コート>

八王子学園八王子 73-71 北陸

八王|24|24|15|10|=73

北陸|20|13|19|19|=71