2020年のホープフルSを制したダノンザキッド(牡5、栗東・安田隆行厩舎)が22日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道新冠郡新冠町のビッグレッドファーム明和で種牡馬入りする。JRAが同日、ホームページで発表した。  ダノンザキ…

 2020年のホープフルSを制したダノンザキッド(牡5、栗東・安田隆行厩舎)が22日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道新冠郡新冠町のビッグレッドファーム明和で種牡馬入りする。JRAが同日、ホームページで発表した。

 ダノンザキッドは父ジャスタウェイ、母エピックラヴ、母の父Dansiliという血統。半兄は重賞2着2回のミッキーブリランテで、半弟には昨年の朝日杯FSで2着のダノンタッチダウンがいる。18年のセレクトセールでは1億800万円(税込み)で取引された。

 20年6月、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー勝ち。続く東京スポーツ杯2歳Sを制し、さらにホープフルSも勝って無傷の3連勝でGIウイナーとなった。初の古馬混合GI参戦となった21年のマイルCSでは1着のグランアレグリアに0.2秒差の3着。

 22年のマイルCSでも8番人気の評価ながら2着に入る活躍。その後は初の海外遠征として香港Cに挑戦し、香港の中距離王ロマンチックウォリアーに次ぐ2着だった。今年は大阪杯で1着のジャックドールとタイム差なしの3着。その後は香港遠征や宝塚記念、マイルCSに参戦し前走の香港マイルがラストランになった。通算成績は19戦3勝。

(JRAのホームページより)