金曜正午の段階で、中山は芝ダートともに良。芝はAコース4週目となる。徐々に時計がかかってきたものの、例年に比べると内側のコンディションがいい。S〜Mペースなら内&前で運んだ馬に分がある。後方組は展開利がないと厳しい。ダートは距離を問わず…

 金曜正午の段階で、中山は芝ダートともに良。芝はAコース4週目となる。徐々に時計がかかってきたものの、例年に比べると内側のコンディションがいい。S〜Mペースなら内&前で運んだ馬に分がある。後方組は展開利がないと厳しい。ダートは距離を問わず前有利だが、とりわけ1200mは逃げ先行馬同士の決着が目立つ。

 同じく阪神も芝ダートともに良。先週の芝は道悪の影響もあり、前2週に比べるとパワーを要したが、Bコース替わりでどうなるか。おそらく内回りは内&前有利。一方、外回りはペース次第で差しも決まる。ダートはある程度の位置で運んだ方が良さそう。A.P. Indy系やStorm Cat系などの米国血統が優勢。

【注目馬】
中山11R・リビアングラス…菊花賞は3番手追走から3角で先頭に立ち、渋太く踏ん張っての1秒差4着。展開を考慮すれば高評価できる内容だった。今の中山芝は内&前有利だけに、同じ競馬ができれば確勝級だ。

阪神11R・ウイングレイテスト…芝1400mの重賞にしてはペースが落ち着きそうなメンバー構成。ならば、大外枠からでも番手を取れるだろう。前走と同じようなレース運びで重賞連勝を狙える。