ボクシングWBC、WBO王者の井上尚弥は26日、有明アリーナで行われる4団体統一戦でWBA&IBF同級王者のマーロン・タパレスと戦う。スーパーバンタム級4団体のベルトがかかる大一番は注目を集める。 ◆井上尚弥の王座統一戦を元世界王…

ボクシングWBC、WBO王者の井上尚弥は26日、有明アリーナで行われる4団体統一戦でWBA&IBF同級王者のマーロン・タパレスと戦う。スーパーバンタム級4団体のベルトがかかる大一番は注目を集める。

◆井上尚弥の王座統一戦を元世界王者4人が予想 タパレスが番狂わせを狙う作戦とは?

■フルトン戦以来5カ月ぶりの一戦

井上は、7月にスティーブン・フルトンに8回TKO勝ちを収め4階級制覇を達成。およそ5カ月ぶりとなる今回の戦いは、テレンス・クロフォード以来、プロボクシング史上では2人目となる2階級での4団体統一の偉業がかかる。

海外ブックメーカー『bet365』は22日時点の戦前オッズを公開。井上の1.062倍に対し、タパレスは9.50倍。およそ9倍の差をつけて井上が優勢とみられる。

また、「KO、TKOまたは失格」の項目では井上の1.16倍に対しタパレスは17.0倍。「判定または負傷による判定勝ち」の項目では井上が7.50倍でタパレスが23.0倍と井上が優勢。引き分けは23.0倍となっており、井上の勝利を予想している。

タパレスの37勝(19KO)3敗に対し、“無敗王者”に君臨する井上は、25勝(22KO)の戦績を誇る。はたして、年末に迎える大一番で躍動するモンスターの姿を見ることができるか。

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(Y.imoto/SPREAD編集部)