大晦日に行われる格闘技の祭典「RIZIN.45」の特別番組「アベマでRIZIN 5 minutes」が17日、ABEMAにて生放送された。番組内で「RIZIN」の榊原信行CEOは現フェザー級王者の鈴木千裕について言及し、大晦日大会欠場を発表…

大晦日に行われる格闘技の祭典「RIZIN.45」の特別番組「アベマでRIZIN 5 minutes」が17日、ABEMAにて生放送された。

番組内で「RIZIN」の榊原信行CEOは現フェザー級王者の鈴木千裕について言及し、大晦日大会欠場を発表した。

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■榊原CEO「今回は自重しようと」

榊原CEOは新たに3つの対戦カードを発表した後、「全17試合で、打ち止めにしようと思っている」と発表。

続けて参戦予定とされていた鈴木の名を上げ「ハードコアなファンの意見で『千裕を休ませろー!』とか『拳もケガしてるー!』とか言われて。本人もやる気があったし、僕も出してチャレンジしてもらってもいいかなと思いましたが、ファンの皆さんの声にも耳を傾けるべきだと常々思っておりまして、今回は自重しようと思いました」と欠場を決めた経緯を明かした。

さらに、大注目のフェザー級タイトルマッチについては「来年の春先辺りに組ませていただけたら」としている。

鈴木は2021年にキックで初代KNOCK OUT BLACKスーパーライト級王者に輝くと、「キックとMMAの二刀流を目指す」と宣言し同年9月にRIZINデビュー。初参戦の昇侍戦では1ラウンド20秒でTKO負けを喫するも、その後は破竹の勢いでRIZINフェザー級を席巻。相手の体重超過により無効試合となったクレベル・コイケ戦を除き、「Bellator」現王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル)、前王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)を1ラウンドKOで仕留めるなど、怒涛の7連勝をあげ一気に王座へと駆け上った。キックとMMAの“二刀流”を実現させた若き新王者の今後の活躍にも要注目だ。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)