12月16日(現地時間15日)、サンアントニオ・スパーズはホームのフロストバンクセンターでロサンゼルス・レイカーズと激突。最…

 12月16日(現地時間15日)、サンアントニオ・スパーズはホームのフロストバンクセンターでロサンゼルス・レイカーズと激突。最終スコア129-115で白星をつかみ、球団史上ワーストの数字となっていた連敗を「18」でストップした。

 第1クォーター序盤、12-0のランから流れをつかんだスパーズは順調に得点を伸ばし、最初の12分間で42得点に成功。第2クォーターでは勢いが落ち着いたものの、リードは譲らず69-62でハーフタイムを迎える。第3クォーターは互いに点を取り合う展開となるも、第4クォーターでスパーズが再び点差を広げ、長らく逃していた勝利をつかんでいる。

 スパーズはチーム全体で3ポイントシュートを42本中18本沈め、42.9パーセントと高い成功率を記録。フリースロー成功率も89.5パーセント(19本中17本)をマークし、一方のレイカーズは3ポイントシュート成功率が30.6パーセント(36本中11本)、フリースロー成功率が64.3パーセント(28本中18本)と精彩を欠いた。

 スパーズは先発の5人を含む計7名が2ケタ得点を挙げ、なかでもシューティングガードのデビン・バッセルはキャリアハイを更新する36得点の活躍。また“期待の新人”ビクター・ウェンバンヤマは13得点15リバウンド5アシストに加え、2スティール2ブロックも披露し、オールラウンドなプレーでチームを勝利に導いた。

 11月3日のフェニックス・サンズ戦を最後に、白星から遠ざかっていたスパーズ。怒涛のスコアリングでホームを沸かせたバッセルはチームの公式Xを通じ、ファンにメッセージを届けた。

「スパーズファミリーのみんな! 僕たちと我慢の日々を送ってくれたことに感謝するよ。かなりタフな時間だったし、いくつか接戦を落としてもいたけど、ついにこの結果をつかんだ。すぐに切り替えて、次の試合に臨むよ。Go Spurs Go!」

【動画】久方の勝利を噛み締めるウェンバンヤマ