男子プロテニス協会のATPが運営するTennis TVは、ファン投票により2023年の「ATPショット オブ ザ イヤー」が3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準決勝でJ・シナー(イタリア)が放ったショッ…

男子プロテニス協会のATPが運営するTennis TVは、ファン投票により2023年の「ATPショット オブ ザ イヤー」が3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準決勝でJ・シナー(イタリア)が放ったショットに決定したと発表した。
>>【動画】2023年のベストショット!<<
同大会の準決勝でシナーは第1シードのC・アルカラス(スペイン)を6-7 (4-7), 6-4, 6-2の逆転で破り、決勝進出を果たした。
今回2023年のベストショットとして「ATPショット オブ ザ イヤー」に選ばれたのは、この試合の第1セットの第7ゲームの2ポイント目。25回の壮絶なラリーに終止符を打ったシナーのバックハンドのパッシングショットとなった。
試合後、このポイントを振り返ったアルカラスは「信じられないようなポイントだった。あのポイントを失ったとき、最初に頭に浮かんだのは『彼は無敵だ』という感じだった」と語った。
一方のシナーは「長いポイントでもあった。確かにフィジカルなポイントだった。ドロップショットで始まり、その後、打ち合いになった。僕がバックハンドでダウン・ザ・ラインを狙ったとき、彼の体勢はほとんど横になっていたけど立て直すのが早かった。そしてネット際のボールに対して僕はロブを打とうと思ったけど、ボールが低すぎた。だからクロスにしたんだけど、これは正しい選択だったね。それにしても体力勝負のポイントだった。でもあのプレーの後、僕はそのゲームをブレークされてしまったよ」と振り返っている。
なお、シナーは同大会の決勝で第4シードのD・メドベージェフに5-7, 3-6のストレートで敗れ、準優勝となった。
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