面談に合った手応え「過去の実績を見れば明らかだ」 岩手・花巻東高時代から送っていた“ラブコール”がついに実現した。ドジャ…
面談に合った手応え「過去の実績を見れば明らかだ」
岩手・花巻東高時代から送っていた“ラブコール”がついに実現した。ドジャースは11日(日本時間12日)、大谷翔平投手との契約を正式発表。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のトム・ベデューチ記者の記事では、秘密裏に行われていた交渉の舞台裏について、ドジャースの幹部が語っていた。
大谷の契約は10年総額7億ドル(約1015億円)でプロスポーツ史上最高額となった。総額の97%に当たる6億8000万ドル(約994億円)が後払い。契約満了までは年俸200万ドル(約3億円)という異例の契約となった。
大谷は1日(同2日)、ドジャースを訪問。球団に選手育成の哲学とマイナーリーグの状況について質問したという。今回、途中で契約を破棄できるオプトアウト権はない。同記者は「新チームの成功が、彼の在籍期間、持続可能かどうかを、彼は知りたかったのだろう」と推測した。
とあるドジャースの幹部は、この面談で手ごたえを感じていた。大谷はこの時、自身がいかに野球を愛しているか、そして愛犬の話もしていたという。
「お金を執拗に追い求めることよりも、居心地の良さを優先しているように見えた。彼は最良の契約が、最も高額な契約とは考えていないようだった。そして、もし彼が今後10年間でプレーオフに出場する最大のチャンスを求めているのであれば、私たちがトロントに対してアドバンテージを持っていることは、過去の実績を見れば明らかだ」
大谷の移籍先最終候補とされていたのはブルージェイズ。大谷が契約合意を発表した前日の8日(同9日)に、「大谷がトロントへ向かった」という一部報道が流れた。「私たちはどうなるか知らなかった。居心地のいい気分ではなかったよ」ととある幹部。噂はおそらく間違いだろうと彼らは判断したが、同日は心配しながらミーティングを行っていた。
総額の97%に当たる6億8000万ドル(約994億円)が後払い。莫大な金額だけでなく、契約方式も異例な形となったが、ドジャースの幹部は「こんな選手に出会えるのは一生に一度きり」「だから、ショウヘイ・オオタ二と契約できる一度きりのチャンスでは、できる限りのことをするんだ」。別の幹部も「スポーツの世界では、真の世界的スーパースター本当に少ない。野球に関しては、たった一人しかいない」。10年越しの思いをかなえ、次の10年は大谷とともに歩んでいく。(Full-Count編集部)