C.ルメール騎手がダノンマッキンリー(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)で朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡牝・GI・芝1600m)の初制覇を狙う。  ルメール騎手はこれまでJRAのGIを49勝。現在施行されているJRAの平地GI24レー…

 C.ルメール騎手がダノンマッキンリー(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)で朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡牝・GI・芝1600m)の初制覇を狙う。

 ルメール騎手はこれまでJRAのGIを49勝。現在施行されているJRAの平地GI24レースのうち、20レースを制している。逆に未勝利なのは高松宮記念、大阪杯、朝日杯FS、ホープフルSの4レース。その中で最も騎乗数が多いのが朝日杯FSで、これまで12回参戦して08年フィフスペトルの2着が最高着順。阪神開催となった14年以降では17年タワーオブロンドンと18年グランアレグリアの3着が最高着順となっている。

 今年のパートナーはダノンマッキンリーだ。ここまで新馬、秋明菊賞と2戦2勝。相手関係に恵まれたことは確かだが、ともに好時計での楽勝だった。今回は初のマイルがカギとなるが、ポテンシャルで引けを取ることはない。ルメール騎手はテン乗りとなるが、これまで初騎乗でJRA・GIを9勝している名手だけにノープロブレム。今年こそは悲願の初勝利を期待したい。

【ルメール騎手の朝日杯FS全成績】
・07年…4着ドリームシグナル
・08年…2着フィフスペトル
・10年…5着リフトザウイングス
・11年…14着ヒシワイルド
・12年…7着ラブリーデイ
・16年…13着ダンビュライト
・17年…3着タワーオブロンドン
・18年…3着グランアレグリア
・19年…8着ラウダシオン
・20年…10着モントライゼ
・21年…5着ジオグリフ
・22年…7着オオバンブルマイ