【プレミアリーグ】クリスタル・パレス 1-2 リヴァプール(日本時間12月9日/セルハースト・パーク) モハメド・サラーのメモリアルな一撃が決まった。クリスタル・パレスに退場者が出てからわずか30秒後、相手DFの中途半端な守備対応の隙を逃さ…
【プレミアリーグ】クリスタル・パレス 1-2 リヴァプール(日本時間12月9日/セルハースト・パーク)
モハメド・サラーのメモリアルな一撃が決まった。クリスタル・パレスに退場者が出てからわずか30秒後、相手DFの中途半端な守備対応の隙を逃さなかったリヴァプールのエジプト代表FWが、豪快にネットを揺らした。サラーにとってはリヴァプール通算200ゴール目の記念ゴールだった。
0-1とリヴァプールが追いかける展開で迎えた75分、クリスタル・パレスのFWジョーダン・アユーが2枚目のイエローカードで退場に。それからわずか30秒後、アウェーチームは右サイドから敵陣の深い位置を取るとFWコーディ・ガクポがふわりとしたクロスを中央に送った。
このボールに対して、クリスタル・パレス守備陣が対応を誤る。マイケル・オリーゼが中途半端に触ったボールがカーティス・ジョーンズの前にこぼれると、最後は丁寧な落としを受けたサラーが、左足を振り抜いて同点に追いついた。
エジプト代表FWはこれがリヴァプール通算200ゴール目、プレミアリーグに限定しても150ゴール達成というメモリアルな一撃になった。これにはユルゲン・クロップ監督も豪快にガッツポーズ。愛弟子の同点ゴールを喜んだ。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は、「結局サラーなんですね。(敵に)当たってるんですけど入るんですよね」とコメント。エースの存在感を改めて感じていた。さらに視聴者からも「エジプト王」、「結局はサラー神」、「目光っとる」、「サラッと決めたなw」、「めっちゃうれしそう!!」、「ニッコニコで草」など、サラーのメモリアルゴールに大興奮の様子だった。
試合後に『TNT Sports』の取材に応じたエジプト代表FWは、「最も重要なことは、試合に勝ったことだと思う」とチームの勝利が大前提としつつ、「今日は本当にタフだったけど、もちろん勝ってゴールを決めたときは最高の気分だよ。記録も嬉しいし、チームが試合に勝てたことも嬉しい」と喜んだ。
リヴァプールは90+1分にハーヴィー・エリオットが見事なミドルシュートを叩き込んで劇的な逆転勝利。同節にアーセナルが敗れたため、プレミアリーグ首位に立っている。その原動力となっているのが、ここまで11ゴール・7アシストと大きな違いを作り出しているサラーであることは間違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)