アメリカ・ワシントンDCで開催されている「シティ・オープン」(ATP500/7月31日~8月6日/賞金総額175万80ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦。 第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、雨で遅れた大会のナイトマ…

 アメリカ・ワシントンDCで開催されている「シティ・オープン」(ATP500/7月31日~8月6日/賞金総額175万80ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦。

 第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、雨で遅れた大会のナイトマッチでのスムースな勝利で、全米オープンに向けての調整をスタートさせた。夜10時をまわった頃にコートに入ったティームは、1時間3分しかかけずに、ヘンリー・ラクソネン(スイス)を6-3 6-3で退けた。

 ティームは、彼にとって3月以来となるハードコートでの試合で、自分のサービスからのプレーで8ポイントしか落とさず、ファーストサービスからはわずか1ポイントを落としたに過ぎなかった。

「フィーリングはよかった。長いこと試合をしていなかったあとには、常に落とし穴があるものだが」と、全仏ベスト4のティームは言った。「自分のパフォーマンスにはかなり満足している」。

 今大会には、2015年優勝者の錦織圭(日清食品)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ニック・キリオス(オーストラリア)らも出場している。

「非常に競争の厳しい大会だよ」とティームは言った。「基本的に4、5人の(強力な)トップシードがおり、僕はそのひとりだ」。

 第8シードのジャック・ソック(アメリカ)は、雨で3時間以上遅れた2回戦でマリウス・コピル(ルーマニア)に7-6(2) 7-6(6)で競り勝った。ティームをはじめシードは1回戦がBYE(免除)で、2回戦が初戦だった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「シティ・オープン」1回戦に勝利した第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)(写真◎Getty Images)

Photo: WASHINGTON, DC - AUGUST 01: Dominic Thiem of Austria competes against Henri Laaksonen of Switzerland at William H.G. FitzGerald Tennis Center on August 1, 2017 in Washington, DC. (Photo by Tasos Katopodis/Getty Images)