最近一段と寒くなり、中々身体が温まらない、むくみがとれないというお悩みをかかえていませんか?冷えとむくみには大きな関係があります。知識を深め今のうちから対策をしていきましょう! 【関連記事】「こむら返り」は体からの危険信号まずむ…

 最近一段と寒くなり、中々身体が温まらない、むくみがとれないというお悩みをかかえていませんか?

冷えとむくみには大きな関係があります。知識を深め今のうちから対策をしていきましょう!

【関連記事】「こむら返り」は体からの危険信号

まずむくみには、筋肉の働きが大きく関わっています。筋肉は、収縮・弛緩をポンプのように繰り返すことで手足などの血液を心臓に戻す働きをしています。この作用が衰えると、手足の血液が心臓に戻りにくくなり血行が悪くなるため、むくみを引き起こしてしまいます。

例えば、デスクワークや長時間座りっぱなしのとき、下半身がむくむこと多いですよね。

それは筋肉ポンプの働きができておらず、ポンプの作用が弱まるためなのです。

ではなぜ冷えると、さらにむくみが強くなるのか?それは身体が冷えてしまうと筋肉は収縮し硬くなってしまいます。筋肉が硬くなってしまうとやはり筋肉のポンプ作用は衰え、手足のむくみにつながってしまいます。

そこで!!今からでもできる簡単なセルフケアと鍼灸治療がオススメな理由をお伝えいたします!

◎セルフケアの方法

①座りながら足首運動座りながら踵を床に着け、つま先をすねの方向に上げるようにしてパタパタと上下に動かします。

そうすると、ふくらはぎの筋肉ポンプが働き、簡単なむくみ解消ができます。

②冷えからのむくみにはツボとカイロ冬や夏の冷房を使う時期は、特に足元を温めるのが効果的です!足の内くるぶしから指4本分上の骨際に【三陰交】というツボがあります。このツボは血行を促進させる働きがあるため、ここの辺りにカイロがあたるように靴下の内側に入れて置くと全身の血行が良くなり、むくみ解消ができます。

◎鍼灸治療

①鍼の効果身体の硬い部分は血液が滞っている状態です。そのため凝っている硬い部分やツボを刺激することによって、アプローチされた場所は身体が傷ついたと判断され修復しようとその部分に血液が行き、滞っていた所が促進され全身のむくみが解消されたり、冷えを改善することができます。

②灸の効果お灸も鍼と同じく身体の深部から温める効果があるため、硬い部分やツボにアプローチすることにより血行が促進され、むくみや冷えを改善することができます。

★冷えに効果的なツボ→湧泉、三陰交、中脘

★むくみに効果的なツボ→太渓、陰陵泉、豊隆

この機会に是非、セルフケアや鍼灸治療で冷えやむくみを改善していきましょう。

[文:meilong スタッフ]


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。