株式会社ジェイエスがアロースタッド繋養種牡馬の来年の種付料を発表し、パンサラッサは300万円(受胎条件)に決まった。  パンサラッサは父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母の父Montjeuの血統。矢作芳人厩舎に所属して27戦7勝。4歳…

 株式会社ジェイエスがアロースタッド繋養種牡馬の来年の種付料を発表し、パンサラッサは300万円(受胎条件)に決まった。

 パンサラッサは父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母の父Montjeuの血統。矢作芳人厩舎に所属して27戦7勝。4歳秋の福島記念で重賞初制覇。5歳を迎えて中山記念で重賞2勝目を挙げると、海外初遠征となったドバイターフはLord Northとの1着同着でGI初制覇となった。その後も札幌記念、天皇賞(秋)がともに2着と活躍。6歳となって自身2回目のダート挑戦となったサウジCを逃げ切りで制し、世界を驚かせた。先日のジャパンC(12着)がラストランとなった。

 ロードカナロアの後継種牡馬はサートゥルナーリアやダノンスマッシュ、ステルヴィオなど数多くいるが、芝ダートの二刀流、しかもサンデーサイレンスの血を持たない異色の存在。馬産地でも注目を集めることは間違いなさそうだ。