12月5日、横浜市内で「2023Jリーグアウォーズ」の式典が行われた。今季のベストヤングプレーヤー賞に選ばれたのは、ア…

 12月5日、横浜市内で「2023Jリーグアウォーズ」の式典が行われた。今季のベストヤングプレーヤー賞に選ばれたのは、アルビレックス新潟で躍動した三戸舜介だった。

“みとちゃん”の愛称で知られる三戸舜介は、今季がプロ3シーズン目にして初めてのJ1リーグだった。JFAアカデミー福島U-18から新潟でプロ入りし、21年シーズンはJ2で25試合に出場し、22年シーズンは24試合に出場。そして今季は、初めてのトップリーグながら31試合に出場して4得点を決めていた。新潟のJ1残留に大きく寄与する中で、その存在は日増しに大きくなっていった。

 その成長が、世代別のサッカー日本代表でも生きた。来年行われるパリ五輪に挑む世代の攻撃の中心としても定着しつつあるからだ。11月に行われたU22アルゼンチン代表との試合でも先発出場してそのドリブルを披露しており、今回の受賞の手応えと合わせて改めて世界への気持ちを聞くと、「やっぱり自分は海外に行きたいです」と語り、「それこそ行かないと、パリだったりA代表だったりっていうのは入っていけないと思ってるので、海外への意識っていうのは今年さらに強くなりました」と気持ちの強さを見せた。

■海外でのプレーイメージも膨らませる

 さらに、海外でのプレーのイメージを膨らませている。どのようなプレーをしたいか聞いてみると、「自分は小さいんですけど、そういう小ささを生かしてのクイックネスっていうところは多分、ついてこれないとこもあると思うので、そういうところを生かしていきたい」と言う。

「今シーズンは4点しか取ってませんし、そこの部分はまだまだまだなというふうに思ったので、本当に悔しいという気持ちはあります」と語り、さらなる得点力を求める三戸。164cmと小柄なドリブラーの目は、世界で活躍する自身の姿を捉えている。

(取材・文/中地拓也)

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