2023年12月2日(土)、3日(日)の2日間わたって【SAKAI DANCE FES.】が大阪府のららぽーと堺にて開催され、Day1となった2日(土)は、POPPIN’ 1on1 Battle “SAMURAI” と、KIDS 1on1 …

2023年12月2日(土)、3日(日)の2日間わたって【SAKAI DANCE FES.】が大阪府のららぽーと堺にて開催され、Day1となった2日(土)は、POPPIN’ 1on1 Battle “SAMURAI” と、KIDS 1on1 Battle “NINJA” のコンテンツが実施された。

観覧無料で世界レベルのダンスを体感できる本イベント。休日の大型ショッピングモール「ららぽーと堺」は多くの家族連れなどでにぎわい、偶然立ち寄った方も足を止めて観戦していたのが印象的であった。

【NINJA】U-10・U-15部門ではBGIRL RENとKO-KENが優勝に輝く

世界的にもトップレベルとされている日本のキッズダンサー業界において、日本のキッズダンサーの頂点が決まるALLSTYLE KIDS 1on1 Battle “NINJA”。今回はSPECIAL EDITIONとして実施され、U-10部門・U-15部門の2部門が行われた。優勝者には来年の「SHIROFES.2024 – NINJA」のシード権(宿泊費や交通費などを含む)が与えられ、関西をはじめ中国・四国地方からも多くのキッズダンサーが参戦した。

U-10部門ではBGIRL RENがBaby Lus1tとの決勝戦を制して優勝。Breaking vs KRUMPの対決となったが、小学生とは思えないほどハイレベルなパワームーブを見せつけたBGIRL RENが勝利した。

U-15部門ではKO-KENがJOEとのポッパー対決で勝利して優勝を掴んだ。
KO-KENとJOEは互いにチームメイトでもあり熱量がこもったハイレベルな決勝戦を展開したが、KO-KENの動きの質感や発想力豊かな動きの数々が会場に集まった多くの観客を魅了していた。
特にU-15部門ではスキルだけでなく個々のスタイルが見えるダンサーも多く、改めて国内キッズダンスレベルの完成度の高さを感じさせる内容となった。


BGIRL REN / © Jason Halayko
KO-KEN / © Jason Halayko

  

【SAMURAI】MACCHO & Ringo Winbeeが優勝!

毎年、青森県 弘前市で開催される「SHIROFES.」にて実施されているPOPPIN’ 1on1 Battle “SAMURAI”。こちらもSPECIAL EDITIONとして、FEMALE部門・OPEN部門の2部門にて実施された。
両部門の優勝者は、本イベントのメインコンテンツとなる「7 to Smoke(招待されたゲストダンサー6名が出場)」の出場権を獲得することとなった。

日本国内からのエントリーに加えて韓国からの参戦もあり、予選オーディションから本戦トーナメントまで大きな盛り上がりを見せた中、FEMALE部門ではRingo Winbee、OPEN部門はMACCHOが優勝に輝いた。


FEMALE部門 優勝 Ringo Winbee / © Jason Halayko
OPEN部門 優勝 MACCHO / © Jason Halayko

  

【7 to Smoke】ではベトナムのMT POPが優勝!


7 to Smoke 出場者 © Jason Halayko

メインコンテンツとなった「7 to Smoke」では、トーナメント優勝者のRingo Winbee、MACCHOに加えて、HOZIN(韓国)、KIDBOOGIE(アメリカ)、LOCO YOKO(日本)、MT POP(ベトナム)、GUCCHON(日本)、VINEET(インド) の6名が招待ダンサーとして出場。

7 to Smokeとは、制限時間(今回のSAMURAIは1時間)の中で出場者の8名が1on1 Battleを行い、勝ち抜き形式で勝者が決まるオランダ発祥のバトル方式だ。一回の勝ちで1ポイントが加算され合計7ポイントを獲得したダンサーが勝利、または、制限時間が経過した際に最も多くのポイントを獲得しているダンサーが勝利、といったルールになっている。


MT POP © Jason Halayko

エンターテイメント要素が強く、ダンサーにとっては体力の消費も多い過酷なフォーマットにおいて優勝に輝いたのは、ベトナムからのゲストダンサー MT POP。

スタート直後から日本のGUCCHONが5連勝を記録し、一気に優勝が決まるかと思われたが、当日のOPEN SIDEの優勝者 MACCHOが王手となる6連勝を阻止。そこからは一時、8人のダンサーによる一進一退の攻防が続いたが、バトル時間が30分を経過したあたりからMT POPが連続でポイントを獲得して巻き返しを図る。

終盤には両者5ポイントを獲得しているMT POP と GUCCHONの対決となったが、MT POPが勝利して6ポイント目を獲得して王手。その勢いのまま7ポイント目も獲得して優勝に輝いた。
今年の7月に開催された「SHIROFES.2023 – SAMURAI」でも優勝に輝いているMT POPは、細かくクリアなボディコントロール能力に加えて独創的なミュージカリティを武器に今回の7 to Smokeでも存在感を見せつけた。

【SAMURAI】OPEN & FEMALE 優勝者 コメント


Ringo Winbee / © Jason Halayko■FEMALE SIDE 優勝 Ringo Winbee

優勝した感想をお願いします!

R:まず優勝できたことが本当に嬉しかったです。このイベントを凄く楽しみにしていたので、参加できて良かったし、SAMURAIは本当に好きなイベントなので結果を残せたことが嬉しいです。FEMAL SIDEで優勝できたこともそうですが、7 to Smokeなど貴重な体験をさせて頂いたことに本当に感謝しています。

7 to Smokeで印象に残っているバトルはありますか

R:もちろんすべてのバトルが印象に残っていますが、GUCCHONさんやHOZINと目の前で戦えたことが嬉しかったし、特にGUCCHONさんは誰が相手でも真剣に向かってバトルしてくれるのでとても楽しかったです。


MACCHO / © Jason Halayko■OPEN SIDE 優勝 MACCHO

優勝した感想をお願いします!

M:今日は本当に楽しんで踊りたいなと思っていました。トーナメントで当たるダンサーも若い子が多かったですが、一緒に楽しめたと思うので、とても良い機会でした。

7 to Smokeに出場された感想はいかがでしたか

M:やっぱり予選が終わってからの参加だったので、体力的にキツかったですね(笑)でも出場していたダンサーも知ってる人間ばかりで、いろんなシェアをしながらバトルできたことが良かったなと思います。この経験から得た内容で、もっと自分の踊りを追求していきたいと思っています。最高でした!

「SAKAI DANCE FES.」イベント概要

イベント名:SAKAI DANCE FES.(サカイダンスフェス)
日程:2023年12月2日(土)~12月3日(日)
観覧:無料
時間:12月2日(土)11:00 開場 20:00 終了
12月3日(日)15:00 開場 17:30 終了
場所:〒587-8577 大阪府堺市美原区黒山22番1
    ららぽーと堺 1F
    Fansta XROSS STADIUM(ファンスタクロススタジアム)
開催コンテンツ:12月2日(土)
・世界No.1を決める世界最高峰のPOPPIN’の世界大会 “SAMURAI(サムライ)”
・キッズの日本一を決める全国大会 “NINJA(ニンジャ)”
12月3日(日)
・セイコー初のブレイキンイベント “Seiko 5 Sports Showdown”
主催:一般社団法人Performing Arts Community
後援:堺市
協賛:SEIKO/三井不動産/Dickies/BreaKin’ “NinJA”

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