FC岐阜のMF柏木陽介がJ3最終節終了後、引退にあたりスピーチを行った。元アナウンサーの妻ら家族の前での「成長」を示す…
FC岐阜のMF柏木陽介がJ3最終節終了後、引退にあたりスピーチを行った。元アナウンサーの妻ら家族の前での「成長」を示す姿に、感動の声が広がっている。
またひとり、名手がスパイクを脱ぐ。日本代表としてもプレーした柏木が、今季限りで現役生活に別れを告げた。
ユースからサンフレッチェ広島のトップチームに昇格し、U-20ワールドカップにも出場。プロ6年目の2010年からは浦和レッズに活躍の場を移し、人気クラブの背番号10も与えられていた。
U-20W杯に出場した際には、明るい選手たちがそろったことで「調子乗り世代」などと呼ばれた。また、サッカーの楽しさを全身で表現する姿は「浦和の太陽」と称えられた。
一方で、その勢いが脱線することもあった。浦和時代にはコロナ禍においての外食が問題視され、度重なる違反により最終的にはクラブを後にすることになった。
手を差し伸べてくれた岐阜は、カテゴリーが2つ下のJ3を戦っていたが、柏木は再びサッカーに真剣に向き合った。自身のSNSで岐阜県内を観光する様子も公開し、ファンとの相思相愛の関係を深めていった。
12月2日にギラヴァンツ北九州とのJ3最終節で先発すると、ついに「その時」がやってきた。シーズン終盤に発表したとおり、ホームのファンの前で引退をあらためて報告したのだ。
マイクの前に立った柏木は、しっかりとスタンドへと目を向けて挨拶を始める。「僕はこのチームが本当に心から大好きです」と話すと、ファンからは拍手が起こっていた。
スタンドからは、さらに大きな反応が返ってきた。柏木が岐阜という土地への愛情も口にし、選手ではなくなるものの来季もクラブに残ることを宣言したのだ。
■「こんな立派な挨拶できるようになったのも岐阜のおかげ」
このサプライズ報告には、歓声と拍手が湧き起こった。その様子がJリーグのSNSで公開されると、感動の声が広がった。
「立派なスピーチ」
「陽介がこんな立派な挨拶できるようになったのも岐阜のおかげやな」
「FC岐阜で1番成長したのは柏木陽介」
「最終節負けたけど、柏木が来年もFC岐阜に残って力になってくれるって吉報の嬉しさでいっぱいになりました」
「柏木引退しても岐阜に残ってくれるの熱すぎる(泣)」
「このサプライズの反応が全てよ」
最後には妻である元アナウンサーの佐藤渚さんや子どもたちが登場し、花束を贈呈。家族との強い絆も感じさせる様子にも、「佐藤渚元アナ変わらないね」「奥さん綺麗すぎる」「もう子供さん2人いるのね」などの反応が起きていた。