「来シーズンもJ2での戦いになるので愛想を尽かしたと既に報告してきている方(ファン・サポーター)も居ますが、僕は正直そうゆう方は無理に(スタジアムへ)来なくても良いと思っています。スタジアムはみんなで楽しむ場所であり、ピッチで戦う選手にパワ…

「来シーズンもJ2での戦いになるので愛想を尽かしたと既に報告してきている方(ファン・サポーター)も居ますが、僕は正直そうゆう方は無理に(スタジアムへ)来なくても良いと思っています。スタジアムはみんなで楽しむ場所であり、ピッチで戦う選手にパワーを与える人がサポーターです」
 

2日、サッカー日本代表のゴールキーパーでJ2清水でプレーする権田修一が自身のInstagramを更新。一部のファン・サポーターの言動に苦言を呈し、自身の心境を綴り反響を集めているようだ。

「(J1)昇格を逃した夜に何言ってるんだと思われるかもしれませんが、皆さんには少しでも早く想いを伝えたかったので」

この投稿に多くの清水サポーターたちがSNSを通じて一斉に声を上げ、権田に共感するメッセージやいいねが鳴り止まない。

「どれだけ権田選手が、真剣にチームの事を考えているかはアイスタで観戦していればわかります。サポーター、エスパルスに関わっている方々、そして、選手の皆さんが1番悔しい思いをしたと思います」

「サポーター、選手が一体となった時のスタジアムでのパワーはすごいものです。来年は強いエスパルスで、みんなで笑いましょう」

「1年間お疲れ様でした。そして、まずは、身体を休めて下さい」

「来年こそ昇格しよ‼️ 応援してるよ🔥」

「言葉が正しいか分かりませんが、権田選手はこれまでエスパルスにいなかったタイプの選手だと思います。サポーターの一部で何か勘違いしてそれを面白くないと思っている方がいるのではないかと思います」

「仕事や居住地の関係でなかなかスタジアムにはいけません。正直終盤は緊張や、怖さで配信を見るのも躊躇う事もありました。でも選手が頑張っていると思うと画面越しでも応援せざるをえません。エスパルスが良い時も悪い時も常に一緒に歩めたらと思います。今季も含め、エスパルスの歴史で必要ない選手なんて1人もいません。権田選手の去就はわかりませんが、清水に変わった選手、エスパルスの事ずっと応援していきたいです!今シーズンは本当にお疲れ様でした」

J1昇格プレーオフ決勝が東京・国立競技場で行われた3日、清水エスパルスは東京ヴェルディ(東京V)と1-1で引き分け(J2の上位クラブによるアドバンテージで)東京Vが16年ぶりのJ1復帰を決めている。

清水は先制しながらも、試合終盤のロスタイムに追い付かれペースを崩してしまう。体調不良でプレーオフ準決勝・決勝と2試合連続で欠場した守護神・権田は(決勝の大一番でも)ベンチ入りすらならず、シーズンが終了。

ベテランGK・大久保択生がゴールマウスを守り続け躍動した清水だったが、目の前の勝利をもぎ取れず、J1復帰への道は閉ざされてしまった。

文/スポーツブル編集部

清水のピッチ内外は、昨晩から慌ただしい。悪夢のような国立から一夜明けた3日、元サッカー日本代表・乾貴士によるメディア対応の発言も物議をよんでいる。

J1昇格プレーオフ決勝にスタメン出場し、後半38分までピッチでプレーした乾は試合後のミックスゾーン(記者たちがそれぞれに直接質問できる〜囲み取材を敢行できるエリア)で「(高橋は)滑る必要はなかった。前の選手たちも、もっと点を取るチャンスがあったので、自分たちが点を取っていれば、ああいうのがあっても勝てた。自分たちも悪いけど、ああいうところで滑って無駄なファウルをしてしまうところは、反省しないといけない」とチームメイトのミスを指摘。

(後半アディショナルタイムに)東京V・FW染野唯月をスライディングで削り倒しPKを与えてしまった清水・DF高橋祐治の渾身のプレーに対しては、ピッチにスパイクを叩きつけ、感情を剥き出しに。かつて日の丸を背負った蹴球人だけにその影響力の高さからなのか、ピッチ内外での言動にネット上からは一部、落胆の声も上がったという。

「乾選手、こうゆう選手同士の話し合いはロッカーでして欲しかったです。メディアの前で言わなくてもいいのでは❓」

「マスコミの前で言わなくていい」

その一方で、勝敗に貪欲な乾を擁護するファン・サポーターも同数いるらしい。

「正論。こんな厳しいことを言える人がいないといけない」

「勝負の世界ですからね、乾選手は正しいかと」

「昔の中田英寿みたいにメディアで先にサッカーのことを言われると、言われた選手の心境的には少々キツいのでは❓」

清水のファン・サポーターは、クラブの現状と未来に心を痛めている。1日でも早く、ファン・サポーター、選手、クラブが共存し、共闘できる環境作りが必要だ。