「おめでとう㊗️🎊🎉」 「やったー‼️16年ぶりーーーーーーー‼️」 「昇格に甘んじず、ヴェルディ旋風を巻き起こしてくれると信じています」 「緑のサポーターで良かった、、、、」 残り1枚となったJ1への切符を掴んだのは、東京ヴェルデ…

「おめでとう㊗️🎊🎉」

「やったー‼️16年ぶりーーーーーーー‼️」

「昇格に甘んじず、ヴェルディ旋風を巻き起こしてくれると信じています」

「緑のサポーターで良かった、、、、」

残り1枚となったJ1への切符を掴んだのは、東京ヴェルディ。

2日、J1昇格プレーオフ決勝が聖地・国立競技場で行われ、東京Vが1-1で清水と引き分け(レギュラーシーズン上位のアドバンテージにより)J1昇格を決めた。53264人のファン・サポーターが見守るなか、快晴のスタジアムで行われた2023シーズン・J2の大一番だ。

試合の決定打となったのは(90+6)東京V・染野唯月のPK成功。最後の最後まで諦めず泥臭いプレーで掴み取った1点で、16年ぶりのJ1復帰をもぎ取ったことになる。

https://sportsbull.jp/jleague/sokuhou/?id=2023120201

試合のホイッスルが鳴った瞬間、大粒の涙を流したは東京V・主将の森田晃樹。ユースから育ったクラブの重圧を背負い、キャプテンシーを巻き続けた蹴球人は涙ながらに「一緒にまた(J1で)戦って下さい」とゴール裏のファン・サポーターに懇願した。

63分、森田はペナルティーエリア内のハンドで清水にPKという大チャンスを与えてしまう。自らチームを苦しめてしまった緑の7番は、試合後のピッチ内外で安堵の涙を流し続ける。

試合後のゴール裏で東京V・城福監督は「エレベータークラブになってはいけない」と雄叫びをあげ「彼らは最高だ」といつものように最後の最後まで選手を守り、賞賛していた。

一方、今季のJ2を4位でフィニッシュした清水は試合終盤で硬さが目立ち、悔しい結果と大きな課題を残しシーズンを終えた。

試合後の清水・秋葉監督は「俺らはプロで勝負師として生きている。下を向いて泣くな」と力強くチームを鼓舞し「ただただ、情けない」と悔しさを滲ませる。あと一つの勝利で、掴みかけたJ1への切符。目の前の勝利を逃した悔しさは、プロサッカーの厳しさを物語る計り知れない感情だろう。

両クラブとも先進全霊で挑んだ国立決戦、ピッチで繰り広げられたプレーの一つ一つがアグレッシブで素晴らしい一戦だった。そして、J2のサッカーは2023シーズンも激アツだったと確信してしまう。

文/スポーツブル編集部