昨年のマーメイドS覇者のウインマイティー(牝6、栗東・西園正都厩舎)が、チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)でラストランを迎える。  ウインマイティーは父ゴールドシップ、母アオバコリン、母の父カコイーシーズの血統。ここまで…

 昨年のマーメイドS覇者のウインマイティー(牝6、栗東・西園正都厩舎)が、チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)でラストランを迎える。

 ウインマイティーは父ゴールドシップ、母アオバコリン、母の父カコイーシーズの血統。ここまで22戦4勝。3歳時に忘れな草賞を制し、オークスで3着。その後、長く不振に陥ったが、昨年のマーメイドSで復活を遂げる重賞初制覇を果たした。その後も京都大賞典が3着、有馬記念が6着、そして連覇を目指した今年のマーメイドSが2着と、重賞で好勝負を演じてきた。ここ2戦は札幌記念が13着、京都大賞典が10着と2桁着順に終わっているが、今回はマーメイドSと同じ阪神芝2000mが舞台。巻き返しがあっていい。

 このレースを最後に、来年から繁殖に上がると報じられている。得意の条件で有終の美を飾れるか。この馬と苦楽を共にしてきた和田竜二騎手の手綱捌きにも注目したい。