“小さなアイドル”メロディーレーン(牝7、栗東・森田直行厩舎)が、ステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)で14回目の重賞チャレンジを迎える。  メロディーレーンは父オルフェーヴル、母メーヴェ、母の父Motivatorの血…

 “小さなアイドル”メロディーレーン(牝7、栗東・森田直行厩舎)が、ステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)で14回目の重賞チャレンジを迎える。

 メロディーレーンは父オルフェーヴル、母メーヴェ、母の父Motivatorの血統。現役でGIを3勝しているタイトルホルダーの半姉となる。ここまで33戦4勝。19年3月の3歳未勝利では330kgで出走してJRAの最少馬体重出走記録、さらに同年9月の3歳上1勝クラスでは338kgで勝利して同最少馬体重勝利記録を更新。“小さなアイドル”として、ぬいぐるみやキャップ、さらには写真集まで発売されるなど、GI馬に負けない人気を誇る。

 “本業”の競走馬では、一昨年10月の古都Sを制して以降、8連敗中。今年は11着、12着、10着と2桁着順が続く。ただ、ステイヤーズSは昨年5着の実績あり。当時も直近4戦は15着、13着、9着、13着と大敗続きだったので、ガラリ一変があっても不思議はない。当時以来となる菅原明良騎手とのコンビも魅力。ファンを喜ばせる熱い走りを期待したい。