今年の最優秀ダートホースはどの馬になるのか。現時点ではドバイワールドCを制したウシュバテソーロが一歩、二歩とリードの…

 今年の最優秀ダートホースはどの馬になるのか。現時点ではドバイワールドCを制したウシュバテソーロが一歩、二歩とリードの様相。ただ、BCクラシックでは5着に敗れたことで、他の馬にもチャンスが出てきた感じがある。

 チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の出走馬では、レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)が最有力候補に挙がる。2月のフェブラリーSでGI初制覇。初の海外遠征となったドバイゴールデンシャヒーンは10着に大敗したが、国内復帰戦となった南部杯で2つ目のビッグタイトルを獲得した。しかも、当時はマイペースの逃げから後続を突き放し、1分33秒8の好時計で大差勝ち。インパクトという意味では、ウシュバテソーロのドバイワールドCに勝るとも劣らないものがあった。ここを勝てば、00年ウイングアロー、11年トランセンド、17年ゴールドドリームに続いて4頭目の同一年JRAダートGIダブル制覇。過去の3頭が全て最優秀ダートホースに選ばれていることからも、“逆転戴冠”の可能性は十分にある。

 もう1頭、メイショウハリオ(牡6、栗東・岡田稲男厩舎)もノーチャンスとは言えない。今年はGIとJpnIのみの4戦で、フェブラリーSが3着、かしわ記念が1着、帝王賞が1着、そしてJBCクラシックが4着。主要レースを全て走っての2勝は価値がある。ここで勝てば今年GI級を3勝目。最優秀ダートホースに選ばれるには、ここを勝ち、かつ東京大賞典も勝つぐらいの“追い込み”が求められるが、微かな望みは残っているだろう。

 勝つのはレモンポップか、メイショウハリオか、それとも─。2頭にとっては、最優秀ダートホースの座をつかみ取るためにも、絶対に負けられない一戦となる。