<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇26日◇福岡・福岡国際センター 十両筆頭・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)が十両優勝決定戦で十両五枚目・大の里(二所ノ関)を上手投げで下して十両優勝を決めた一番。土俵際の激しい攻防に巻き込まれる直前、行司が危機回避で土俵から…
<大相撲十一月場所>◇千秋楽◇26日◇福岡・福岡国際センター
十両筆頭・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)が十両優勝決定戦で十両五枚目・大の里(二所ノ関)を上手投げで下して十両優勝を決めた一番。土俵際の激しい攻防に巻き込まれる直前、行司が危機回避で土俵から大ジャンプ。一時画面から消える珍事が発生し、ファンの注目を集めた。
12勝3敗同士で優勝決定戦を迎えた両者。立ち合い左上手を引いた大の里に対して、同じく左まわしを引き、右も差して大の里をがっしり受け止めた琴勝峰。この形を嫌ったか、左を巻きかえて琴勝峰の右を切った大の里だったが、次の瞬間、琴勝峰が強烈な左からの上手投げで大の里を振り回した。
土俵際、完全に体が飛んだ大の里の先には行司がおり、あわや衝突の危険な場面。ここで行司がぴょんと土俵の外に大ジャンプを披露して画面上から姿を消した。しばらくすると、何も起こらなかったかのような涼しい表情を浮かべ、琴勝峰に軍配を上げた状態で行司が再登場。ABEMAの視聴者からは「行司が消えた」「行司どこ行った?」「よく逃げたw」「アブなかった」「行司さんもお疲れ様」といった反響が多数寄せられた。
この一番で返り入幕を決めた琴勝峰。一方で敗れた大の里だが、十両2場所目で昭和以降3位タイのスピード新入幕を確実のものとした。(ABEMA/大相撲チャンネル)