【見逃し配信】「第5回パリ五輪日本代表選考会」当日解説SP:

【BSテレ東 7月22日(土)OA】第5回パリ五輪日本代表選考会当日!佳境の選考レース!勝ち抜くのは!?準々決勝の模様を武井&平野が生放送で徹底解剖!

7月22日の『卓球ジャパン!』は、生放送で第5回パリ五輪日本代表選考会の熱戦をDEEP解説。女子準々決勝の平野美宇(木下グループ)対張本美和(木下アカデミー)、男子準々決勝の張本智和(智和企画)対宇田幸矢(明治大学)の2戦を分析した。

男子は、選考ランク1位の張本智和対同9位の宇田幸矢の一戦。

2020年の全日本選手権男子シングルス決勝では、宇田のアグレッシブなプレーに押されて張本が敗れているが、今回も宇田の強打が張本を苦しめる。それぞれ2ゲームずつ奪う接戦となった試合は、第5ゲームのラストに勝負の分かれ目が訪れた。

果敢なフォアドライブでこのゲームをリードした宇田は10-8とゲームポイント。あと1本奪って、3-2とゲームをリードしたいところだったが、次の1本は浮いたボールを強打したもののコースが甘くなり、逆に張本に打ち返されてしまう。

さらに10-9でも宇田がフォア連打で攻める有利なラリー展開になったが、張本のブロックがネットイン。チャンスを生かせず2連続失点で10-10となったのだ。

「宇田選手からするとこの2ポイントは重いですね」(武井)

終盤のあと1本を簡単に取らせない張本の強さは、中国選手に通ずる部分がある。そのまま張本が12-10で第5ゲームを取ると、続く第6ゲームも一気に畳みかけて完勝。

選考ランクを上げたい宇田としては悔やまれる2失点となった。