昨年の日本ダービー馬のドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)で復活のGI3勝目を狙う。  ドウデュースは父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。2…

 昨年の日本ダービー馬のドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)で復活のGI3勝目を狙う。

 ドウデュースは父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。2歳時に朝日杯FSを制覇。3歳となって、弥生賞は2着、皐月賞は3着だったが、日本ダービーではイクイノックスの猛追を凌いで、世代の頂点に立った。しかし、その後の仏遠征では結果を残せず。今年も始動戦の京都記念こそ制したが、ドバイターフは現地到着後に出走取消。天皇賞(秋)は武豊騎手がレース当日になってケガで乗れないアクシデントに見舞われ、2番人気に支持されたものの7着。なかなか完全復活を果たせないでいる。

 これまで日本ダービー馬は延べ42頭がジャパンCに挑み、85年シンボリルドルフ、92年トウカイテイオー、99年スペシャルウィーク、01年ジャングルポケット、06年ディープインパクト、09年ウオッカ、21年コントレイルの7頭が勝利している。舞台は日本ダービーと同じ東京芝2400m。今度こそイクイノックスを倒し、待望の復活Vといきたい。