笠松所属のスワーヴリチャード産駒ミスキャサリン(牝2、笠松・田口輝彦厩舎)が、日曜京都9Rの白菊賞(2歳・1勝クラス・芝1600m)に参戦する。  笠松では指折りの良血だ。ミスキャサリンの父は今、最も注目を集めている種牡馬といっても過言…

 笠松所属のスワーヴリチャード産駒ミスキャサリン(牝2、笠松・田口輝彦厩舎)が、日曜京都9Rの白菊賞(2歳・1勝クラス・芝1600m)に参戦する。

 笠松では指折りの良血だ。ミスキャサリンの父は今、最も注目を集めている種牡馬といっても過言ではないスワーヴリチャード。母ギンマクノヒロインは未勝利だが、祖母のプライムステージが94年の札幌3歳SとフェアリーSの覇者なら、曾祖母のダイナアクトレスは87年と88年に最優秀5歳以上牝馬に選ばれた名牝。近親にはスクリーンヒーロー、ステージチャンプ、マルカラスカルなどの活躍馬が並ぶ。

 ここまで5戦1勝。門別でのデビュー戦を制した後は8着、3着、4着、8着と苦戦が続くが、血統的に芝替わりがプラスに出る可能性は高い。鞍上は田口輝彦調教師の長男・田口貫太騎手。JRAでは初となる父子タッグで波乱を呼ぶことができるか、果敢なチャレンジに注目したい。