<大相撲十一月場所>◇十四日目◇25日◇福岡・福岡国際センター 序ノ口筆頭・宇瑠寅(式秀)と、序二段九十五枚目・真庭山(高田川)の一番では、宇瑠寅がすばしっこい足取りを見せ、視聴者から「こんなに動けるのすごい」などと驚きの声が寄せられた。ま…
<大相撲十一月場所>◇十四日目◇25日◇福岡・福岡国際センター
序ノ口筆頭・宇瑠寅(式秀)と、序二段九十五枚目・真庭山(高田川)の一番では、宇瑠寅がすばしっこい足取りを見せ、視聴者から「こんなに動けるのすごい」などと驚きの声が寄せられた。また、大相撲の力士といえば、一般社会で見れば規格外に大柄な者ばかりというイメージだが、体重60キロというスリムな宇瑠寅の姿に「俺より軽い」などのコメントも到着していた。
宇瑠寅は、平成二十二年九月場所に初土俵を踏んだベテラン力士。現在34歳だが、スリムな見た目がその印象を与えるのか、ABEMAのコメント欄には「34歳なの!?」「若く見てるね」などの声が並んでいる。
一方で、大型力士がゴロゴロいる相撲界にあって、この体格は圧倒的に不利ではあるが、宇瑠寅は身体能力の高さを活かし、一回りも二回りも大きい相手と懸命に戦っている。この日は、身長176.7センチ、体重121.1キロと力士の中では決して大柄とは言えない真庭山と対峙。そんな真庭山と並んでも、宇瑠寅は一際スリムに映るが、素早っこい足取りで相手を翻弄。しかし、組み合うと、まわしをつかまれ上手投げされた。真庭山は5勝2敗、宇瑠寅は4勝3敗で今場所を終えた。
2023年の締めくくりの一番は黒星となったが、素早く動き回っていた宇瑠寅の取組を受け、コメント欄には「めっちゃ動くやん」「すごいな」「すごい動いたな」「よく身体が動いていて良し!」などの声が並んでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)