スイス・グスタードで開催された「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/7月24~30日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第4シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が、予選勝者で世界170位のヤニッ…

 スイス・グスタードで開催された「スイス・オープン・グスタード」(ATP250/7月24~30日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第4シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が、予選勝者で世界170位のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-4 7-5で下し、優勝を遂げた。

 フォニーニは、第1セットでたちまち4-0とリードするなど、試合を通しプレーの舵を握り続け、第2セットではハンフマンに一度もブレークポイントを与えなかった。

 フォニーニはワイルドカード(主催者推薦枠)をもらって直前に出場を決め、このキャリア5番目のタイトルを獲得するに至った。彼は5タイトルのすべてを屋外のクレーコート大会で獲得している。

「優勝するというのは常に素晴らしいものだ。言うまでもなく本当にうれしいよ。すごく厳しい週だった。1回戦が非常に厳しくて、第1セットをわずか20分で落としてしまったが、最後には勝つことができた。でも日が経つにつれ感覚がよくなり、今、僕はタイトルを手にここにいる」と優勝を決めたあと、フォニーニは言った。

 30歳のフォニーニは優勝賞金として8万6000ユーロを稼ぎ、25歳のハンフマンは、この一週間の仕事でキャリア最高となる4万5000ユーロの小切手を受け取った。

 世界31位のフォニーニのツアー決勝での戦績は、これで5勝8敗となった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「スイス・オープン・グスタード」で優勝したファビオ・フォニーニ(イタリア)(写真◎Getty Images)

Photo: GSTAAD, SWITZERLAND - JULY 30: Fabio Fognini (ITA) celebrates with the trophy during the ATP Swiss Open Gstaad on July 30, 2017 at Roy Emerson Arena in Gstaad, Switzerland. (Photo by Robert Hradil/Icon Sportswire via Getty Images)