サウジアラビアRC2着のボンドガール(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、12月10日(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)へ向け2週前追い切りを行った。初タッグを組むT.マーカンド騎手が手綱をと…

 サウジアラビアRC2着のボンドガール(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、12月10日(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)へ向け2週前追い切りを行った。初タッグを組むT.マーカンド騎手が手綱をとり、美浦Wで6F86秒3-37秒9-12秒7をマーク。「力強い馬だ。来週も乗るので、さらに折り合いがつけば」と感触を語った。

 ボンドガールは父ダイワメジャー、母コーステッド、母の父Tizwayという血統。母は16年のBCジュヴェナイルフィリーズターフの2着馬。半兄にジャパンCへ出走を予定しているダノンベルーガがいる。22年のセレクトセールにて、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏により2億1000万円で落札された。

 6月に東京競馬場の2歳新馬でデビュー。道中は3番手から、直線ではスムーズに加速して快勝。2戦目のサウジアラビアRCでは最後方から追い込んで来たゴンバデカーブースに先着を許したが、2着を死守し、確かな素質を見せた。新馬戦の2着チェルヴィニア、3着コラソンビートは、その後重賞で勝利を挙げたほか、サウジアラビアRCで3着だったシュトラウスは次走で東スポ杯2歳Sを制覇と、負かしてきた相手は世代でもトップクラス。本馬にも待望のタイトル獲得が期待される。