<大相撲十一月場所>◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター 三段目八十五枚目・山藤(出羽海)が、三段目八十六枚目・高野(木瀬)を寄り切りで下した一番。同体取り直しの末に体重76キロの細マッチョ力士が巨漢力士に逆転劇を収め、相撲ファンは「…
<大相撲十一月場所>◇十二日目◇23日◇福岡・福岡国際センター
三段目八十五枚目・山藤(出羽海)が、三段目八十六枚目・高野(木瀬)を寄り切りで下した一番。同体取り直しの末に体重76キロの細マッチョ力士が巨漢力士に逆転劇を収め、相撲ファンは「細くても勝てる!」と興奮気味な声をコメント欄に寄せていた。
身長175.4センチ、体重76.8キロと力士の中では細身の部類に入る山藤。一方、高野は身長177センチ、体重 172キロと恵まれた体格の持ち主だ。1度目の取組では、素早く動く山藤を高野が捕まえ、もつれるように土俵へと揃って倒れ込み、行司軍配は高野に上がったが、審判団から物言いがついた。
その後「同体取り直し」のアナウンスが入ると、2度目の取組でも、山藤は高野の圧力に倒れそうになったが、粘り強い相撲を見せ、逆転勝利。客席からは歓声が起こった。高野は2勝目、山藤は5敗目を喫した。
体重差2倍以上の相手に逆転勝ちした山藤の姿に相撲ファンは興奮。コメント欄には「おおおおおおお」「すげ〜」「山藤頑張った」「よかったね山藤」「すごい あそこまで行って逆転か」などの声も寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)