欧州を代表する名繁殖牝馬Starlet's Sisterが疝痛のため14歳で死亡した。『RacingPost』をはじめ、現地の複数メディアが報じている。  Starlet's Sisterは父Gali…

 欧州を代表する名繁殖牝馬Starlet's Sisterが疝痛のため14歳で死亡した。『RacingPost』をはじめ、現地の複数メディアが報じている。

 Starlet's Sisterは父Galileo、母Premiere Creation、母の父Green Tuneという血統。現役時代は未勝利だったが繁殖としては非常に優秀で、凱旋門賞など仏G1・3勝を挙げたソットサス(Sottsass)、BCフィリー&メアターフ(米G1)を勝利したシスターチャーリー(Sistercharlie)などを送り出した。

 また、25日(土)の京都2歳S(2歳・GIII・芝2000m)には産駒のシンエンペラー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が出走。同馬は前述したソットサスの全弟にあたり、22年のアルカナ・ドーヴィル1歳セールにて210万ユーロ(日本円で約2億8000万円)で落札された。今月4日に東京競馬場で行われた芝1800mの2歳新馬戦でデビューし、前評判通りに3馬身差の快勝。重賞タイトルを手にして、母に良い報告を届けたい。