男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)が19日に終了し、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が同4位のJ・シナー(イタリア)を6-3, 6-3のストレートで破り史上最多7度目の優勝を飾ると…

男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)が19日に終了し、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が同4位のJ・シナー(イタリア)を6-3, 6-3のストレートで破り史上最多7度目の優勝を飾るとともに男子プロテニス協会のATPが発表する「ビッグタイトル獲得数」で71個目のトロフィーを手に入れた。
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36歳のジョコビッチは今季、アデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)、そしてNitto ATPファイナルズで優勝。
ATPは「四大大会」、「Nitto ATPファイナルズ」、「ATPマスターズ1000」、「オリンピック」の4つのカテゴリーを「ビッグタイトル」と総称しており、ジョコビッチは今シーズンだけで6個「ビッグタイトル」数を増やしたこととなる。
「ビッグタイトル」数で2位のR・ナダル(スペイン)は59個。ジョコビッチとナダルは2019年9月の全米オープン終了時点で54個ずつと並んでいたが、そこからジョコビッチは17個、ナダルは5個数字を伸ばしている。
【3選手のビッグタイトル獲得数と出場数】
※/左から獲得数と出場数
■N・ジョコビッチ
四大大会:24/72
ファイナルズ:7/16
マスターズ1000:40/127
合計:71
■R・ナダル
四大大会:22/67
オリンピック: 1
ファイナルズ:0/11
マスターズ1000:36/128
合計:59
R・フェデラー(スイス)
四大大会:20/81
ファイナルズ:6/17
マスターズ1000:28/138
合計:54