<大相撲十一月場所>◇十一日目◇22日◇福岡・福岡国際センター 令和五年九月場所の前相撲で初土俵を踏んだ19歳の序ノ口十四枚目・安青錦(安治川)が、序二段九十七枚目・錦乃竜(朝日山)をはたき込みで下して6戦全勝を遂げた。取組後には土俵を降り…
<大相撲十一月場所>◇十一日目◇22日◇福岡・福岡国際センター
令和五年九月場所の前相撲で初土俵を踏んだ19歳の序ノ口十四枚目・安青錦(安治川)が、序二段九十七枚目・錦乃竜(朝日山)をはたき込みで下して6戦全勝を遂げた。取組後には土俵を降りてからも深々と一礼して花道を下がっていき、その強さと礼儀正しさに「めちゃいいじゃん!」「応援してるぞ」と好感の声が相次いだ。
【映像】すごい体つきの19歳イケメン力士 全勝死守で深々一礼
ウクライナ出身で身長180センチ、体重125キロの安青錦。全勝同士の対決となった十一日目の取組では、立ち合い頭を下げて当たると、相手の突きを落ち着いていなしながら前進。最後ははたき込みを決めて初日から6連勝となる白星を挙げた。はたかれてバタンと倒れ込んだ錦乃竜は敗れて1敗目を喫した。
安青錦は見事に勝利を手にすると、勝ち名乗りを受ける際に丁寧に一礼。さらに、土俵を降りた後も深々と頭を下げてから花道を下がっていった。
端正なマスクの持ち主で、土俵に登場すると「イケメンだ」とファンを魅了していた安青錦。無傷の6連勝を遂げると「めちゃいいじゃん!」「つよい」「上手いね」と称賛の声が相次いだほか、礼儀正しい振る舞いにも注目がいき、「丁寧なお辞儀」「深い礼」「頑張って」「応援してるぞ」と好感度がアップしたようだった。
ウクライナ出身の安青錦は4年前の世界ジュニア選手権で3位となった実力者。ロシアによる母国への軍事侵攻から逃れ、相撲道にまい進するため昨年4月に来日を果たし、12月に安治川部屋に入門。先場所、両国で行われた九月場所の前相撲で初土俵を踏んでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)