アメリカ・アトランタで開催されている「BB&T アトランタ・オープン」(ATP250/7月24~30日/賞金総額64万2750ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)が第3シードのジル・ミュラー(…

 アメリカ・アトランタで開催されている「BB&T アトランタ・オープン」(ATP250/7月24~30日/賞金総額64万2750ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)が第3シードのジル・ミュラー(ルクセンブルク)を6-4 6-2のストレートで下し、5年連続7度目の決勝進出を果たした。試合時間は1時間15分。

 決勝は身長206cmのイズナーと、第5シードのカイル・エドマンド(イギリス)を6-7(5) 6-3 6-4の逆転で破って勝ち上がった第4シードのライアン・ハリソン(アメリカ)のアメリカ勢対決となった。

 ジョージア大学出身のイズナーは、3連覇中だった昨年の決勝ではニック・キリオス(オーストラリア)に6-7(3) 6-7(4)で敗れている。

 一方のハリソンは、今年2月のメンフィス(ATP250/室内ハードコート)でニコラス・バシラシビリ(グルジア)を6-1 6-4で破り、キャリア初のツアー・タイトルを獲得した。

「今日は本当にいい試合ができた。何も言うことはないよ。決勝まであっという間だったけど、明日もがんばるよ。体調も本当にいい。これまでで一番調子がいいと思うよ。今、僕は自信を持ってプレーできているんだ」とイズナーはコメントした。

 32歳のイズナーは、前週のニューポート(ATP250/グラスコート)でキャリア通算11勝目を挙げたばかり。イズナーの獲得しているタイトルは、すべてATP250大会でのものだ。

「今日のイズナーは手強かった。ただ、僕のサーブの調子はあまりよくなかったね。僕のプレーも悪かったわけじゃないけど、彼はうまく僕にプレッシャーをかけてきた。本当にタフな試合だったし、彼のプレーは本当によかったよ」と今月開催されたウィンブルドンで8強入りを果たしたミュラーは試合を振り返った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「BB&T アトランタ・オープン」(アメリカ・アトランタ)で決勝進出を果たした第4シードのライアン・ハリソン

Photo:ATLANTA, GA - JULY 29: Ryan Harrison reacts after defeating Kyle Edmund of Great Britain during the BB&T Atlanta Open at Atlantic Station on July 29, 2017 in Atlanta, Georgia. (Photo by Kevin C. Cox/Getty Images)