男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は19日、ダブルス決勝が行われ、第6シードのR・ラム(アメリカ)/ J・ソールズベリー(イギリス)組が第5シードのM・グラノジェルス(スペイン)/ H・セバリ…

男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は19日、ダブルス決勝が行われ、第6シードのR・ラム(アメリカ)/ J・ソールズベリー(イギリス)組が第5シードのM・グラノジェルス(スペイン)/ H・セバリョス(アルゼンチン)組を6-3, 6-4のストレートで破り、大会2連覇を達成した。
>>【動画】ジョコビッチ優勝の瞬間<<
Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位8組が出場するシーズン最後の大会。8組が4組ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2組が準決勝に駒を進める。
予選ラウンドロビンの3試合と準決勝を勝利してきたラムとソールズベリーのコンビ。全勝優勝がかかるこの試合ではブレークを1度も許すことなくサービスゲームを進めると、リターンゲームでは6度のブレークチャンスを創出し2度のブレークに成功して1時間8分でトロフィーを掲げた。
前回大会でも5試合全勝優勝を飾っていたラム/ ソールズベリーペアは同大会10連勝を達成。ラムは試合後に「何て言っていいのかわからないよ。僕らはこの場所が大好きだ。2回連続で優勝するなんて僕は考えてもみなかった。とても誇りだよ」とコメント。
一方のソールズベリーは「最高の試合の1つを見せることができた。僕らは良いサーブで展開し、今週は数えるほどしかブレークされなかったはずだ。今日も少ないチャンスをものにすることができた。少しの運もあったとは思うけどここでうまくいって良かった」と話した。
一方、敗れたグラノジェルスとセバリョスのペアは決勝で勝利すればダブルスの年間世界ランク1位に輝くチャンスがあったが、今回の結果によりI・ドディグ(クロアチア)/ A・クライチェク(アメリカ)組が年間1位のタイトルを獲得した。