「エリクソン・オープン」(WTAインターナショナル/スウェーデン・バスタッド/7月24~30日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝が行われ、第1シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がノーシードのエリーゼ・メルテ…

「エリクソン・オープン」(WTAインターナショナル/スウェーデン・バスタッド/7月24~30日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝が行われ、第1シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がノーシードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー)を7-5 4-6 6-2のフルセットで下し、今大会2度目の決勝進出を果たした。試合時間は2時間7分。

 この試合ではウォズニアッキが6本のサービスエースを奪うなどサービスが安定していたのに対し、メルテンスは自身のサービスゲームで9本のダブルフォールトをおかし、サービスの不調が目立った。

 ウォズニアッキは2009年の決勝で、マリア ホセ・マルチネス サンチェス(スペイン)に敗れている。

 もう1つの準決勝では、第7シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)が第3シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 7-5で倒し、昨年に続き2年連続の決勝進出を果たした。

 シニアコバは幾度となくガルシアにブレークのチャンスを与えたが、それらをしのいで試合の主導権を握った。シニアコバのブレーク・ポイントのセーブ率は88%だった。ガルシアはフランス人として5年ぶりとなる決勝進出を目指していた。

 昨年の大会で予選から決勝に進出したシニアコバは、ラウラ・シグムンド(ドイツ)に5-7 1-6のストレートで敗れている。 (C)AP(テニスマガジン)

※写真は「エリクソン・オープン」(エリクソン・オープン)で昨年に続いて決勝に進出した第7シードのカテリーナ・シニアコバ(マドリッドの大会でのもの)

Photo:MADRID, SPAIN - MAY 08: Katerina Siniakova of Czech Republic in action in her match against Angelique Kerber of Germany during day three of the Mutua Madrid Open tennis at La Caja Magica on May 8, 2017 in Madrid, Spain. (Photo by Julian Finney/Getty Images)