11月19日、カシマスタジアムが大いに盛り上がった。今年4月に現役生活にピリオドを打ち、現在は鹿島のアカデミースカウト…

 11月19日、カシマスタジアムが大いに盛り上がった。今年4月に現役生活にピリオドを打ち、現在は鹿島のアカデミースカウトとして活動している本山雅志氏の引退試合が行われ、鹿島ゆかりの選手が勢ぞろいしたのだ。

 この試合では、鹿島OBが中心となった「アントラーズ・レジェンド」と、本山氏と縁の深い選手によって構成された「MO10・フレンズ」の2チームが対戦。その中には現役の鹿島所属選手もいたのだが、さらに、岩政大樹監督もいた。

 しかも、現役指揮官がピッチに立っただけでなく、ゴールまで決めた。それは、後半36分の場面だ。「アントラーズ・レジェンド」のCBとして出場した指揮官だったが、その時間帯は苦しい状況だった。というのも、「MO10・フレンズ」に押される形で、「アントラーズ・レジェンド」はなかなか攻撃に転じることができなかった。

 そこでボールを保持するや、岩政監督は攻撃参加する。まず相手陣内でボールを受けると、右サイド寄りにいた野沢拓也氏にボールを預ける。このとき、相手最終ラインの前で柳沢敦氏がボールを受けようとしたのだが、野沢氏はアイデアあふれるボールを相手DFの背後に供給する。なんと、そこに走り来んだのが岩政監督だった。

 斜めに走って裏抜けに成功した指揮官はそのまま相手GKと1対1に。最後は右足でゴール右上を射抜き、貴重な得点を奪ったのだ。

■「岩政のFWばりのゴールは意外過ぎて」

 まさかの人物の、それもまさかの形の得点に、ファン・サポーターも沸いた。SNS上には以下のような声が上がっている。

「岩政監督ピッチで存在感あり過ぎでした」
「本人が実践して表現し、ゴール決める岩政監督。これをやれ。と言わんばかりに」
「岩政選手、公式戦でも見たことない足での素晴らしいゴール」
「岩政のFWばりのゴールは意外過ぎて」
「岩政監督もめっちゃ頑張ってたしゴールも決めてたの凄い笑」
「岩政監督、見事なオーバーラップからゴール。どうしたw」
「現役時代なかったゴールパターン」

 裏を突くゴールと言えば、柳沢敦氏の十八番。本人の目の前で、そのゴールを実践してみせただけに、スタジアムは大いに沸いた。

 現在はベンチから指示を送る岩政監督だが、ピッチの上でもまだまだ動けることを証明すると同時に、選手たちに身をもってゴールの奪い方を教えたようだった。

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