<大相撲十一月場所>◇中日◇19日◇福岡・福岡国際センター 1年を締めくくる九州場所は中日を終えて、大混戦の様相を呈している。一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)、若手のホープである十両六枚目・伯桜鵬(宮城野)が休場する中、全勝力士は七日目の時点…
<大相撲十一月場所>◇中日◇19日◇福岡・福岡国際センター
1年を締めくくる九州場所は中日を終えて、大混戦の様相を呈している。一人横綱の照ノ富士(伊勢ヶ濱)、若手のホープである十両六枚目・伯桜鵬(宮城野)が休場する中、全勝力士は七日目の時点でいなくなった。ここから抜け出すのはどの力士か、はたまた千秋楽までもつれる展開となるのかーー。
1敗で単独首位を走っているのは前頭十四枚目・一山本(放駒)。前頭十三枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)を突き落としで下し、連敗は免れた。場所前インタビューに応じた一山本は「好きな食べ物」について聞かれ、「枝豆」と答えていたが、枝豆パワーで千秋楽まで勝ち星を積み重ねられるか。
1敗を守っていた大関・豊昇龍(立浪)は前頭四枚目・錦木(伊勢ノ海)に小手投げで敗れ、2敗目を喫した。豊昇龍は突如、崩れ落ちる格好となっていたが、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「足の前に親指を捻っていました。多分、振った時に、親指を捻ってしまい、踏ん張ろうとしたけど、足にきたんじゃないでしょうか」とコメントしつつ「まぁ明日じゃないでしょうか」と締め括った。同じく1敗だった関脇・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)は前頭二枚目・正代(時津風)に寄り切りで黒星を喫した。
また、大関・貴景勝(常盤山)は、中日から復帰を果たした前頭筆頭・朝乃山(高砂)に接戦の末、下手投げで敗れ3敗目を喫した。一山本を2敗で追うのは、大関・霧島(陸奥)、豊昇龍、前場所で優勝争いを演じた前頭八枚目・熱海富士など全部で9力士となった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)