１１月１８日、パリ五輪を目指すU―２２サッカー日本代表がU―２２アルゼンチン代表と対戦した。この試合で日本代表が食らっ…
１１月１８日、パリ五輪を目指すU―２２サッカー日本代表がU―２２アルゼンチン代表と対戦した。この試合で日本代表が食らった直接FK弾が注目されている。
前半１８分に日本が先制したものの、同２２分に失点。１－１の同点で折り返した、後半５分の場面だった。日本代表はペナルティアークの手前で直接FKを与えてしまう。
このキッカーを務めたのは、１０番を背負うティアゴ・アルマダだった。現在２２歳のMFは、１７１ｃｍと小柄ながらそのテクニカルなプレーが持ち味。アルゼンチン代表の１０番と言えばリオネル・メッシが思い浮かぶが、そのメッシと身長も１ｃｍしか違わない。ただし、メッシが左利きであるのに対し、アルマダは右利きだ。
アルマダもまさに１０番が似合う選手で、この試合でも幾度も好プレーを見せた。そしてこのFKでも、メッシを彷彿とさせるゴールを見せる。ボールに対して軽く助走すると、力みをまったく見せないキックを見せる。しかしボールはゴールから一度離れるような弧の軌道を描き、右上の隅を射抜く。日本代表のＧＫ藤田和輝は必死にジャンプして手を伸ばすが、それも無効化させるようなファインゴールだった。
■「アルマダうっま メッシかよ」
このアルゼンチン代表の１０番の直接ＦＫに、驚きと称賛の声がＳＮＳ上で並んだ。
「これはうまかった」
「これが世界か、そんな一撃でした」
「チアゴ・アルマダ、この先絶対来る選手」
「このFKはうますぎた」
「GK防ぎようなし…」
そして、メッシと比較する声も見られた。
「アルマダうっま メッシかよ」
「助走がメッシ」
「アルメイダリーグ戦でもエグいの決めてるしFKに関してはメッシ超えるんじゃないかい…」
このゴールでアルゼンチン代表は逆転するが、その後、日本代表は４得点を奪って逆転。アルゼンチン代表は点差を開いての負けを喫したものの、やはりと言うべき技術の高さを見せた。
