藤田晋オーナーが所有する1億円超えのキズナ産駒2頭が、東西の新馬でデビュー勝ちを狙う。  日曜東京5Rの2歳新馬(芝1400m)では、シンドリームシン(牡2、栗東・武幸四郎厩舎)が初陣Vを狙う。父キズナ、母アルビアーノ、母Harlan&…

 藤田晋オーナーが所有する1億円超えのキズナ産駒2頭が、東西の新馬でデビュー勝ちを狙う。

 日曜東京5Rの2歳新馬(芝1400m)では、シンドリームシン(牡2、栗東・武幸四郎厩舎)が初陣Vを狙う。父キズナ、母アルビアーノ、母Harlan's Holidayの血統で、母は15年のフラワーCとスワンSの覇者。半姉のアヴェラーレは今年の関屋記念を制している。昨年のセレクトセール1歳で1億2500万円(税抜)の高値がついたのも納得の血統馬だ。

 一方、日曜京都5Rの2歳新馬(芝2000m)では、ゴージョニーゴー(牡2、栗東・四位洋文厩舎)がデビューする。父キズナ、母サボールアトリウンフォ、母の父Dance Brightlyの血統。母はチリのG1勝ち馬で、半兄のレッドバリエンテは現役オープン馬。こちらは昨年のセレクトセール1歳で9200万円(税抜)、税込では1億円超えで取引されている。

 ともに追い切りでは水準レベルの時計をマーク。仕上がりは上々といえそうだ。藤田晋オーナーが所有する2歳馬は12頭がデビューして、6頭が勝ち上がり。フォーエバーヤングはJBC2歳優駿を制覇。ボンドガールもサウジアラビアRCで2着となり、阪神JFの有力候補と目されている。優秀な同期に続き、2頭揃ってのデビュー勝ちといきたい。