男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は15日にシングルスレッドグループ第2戦が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)が第5シードのA・ルブレフを7-5, 6-2のストレートで破り、予選ラ…

男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は15日にシングルスレッドグループ第2戦が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)が第5シードのA・ルブレフを7-5, 6-2のストレートで破り、予選ラウンドロビン1勝1敗とするとともに、同大会初白星を挙げた。
>>ジョコビッチ、アルカラスら最終戦の組合せ<<
>>【動画】アルカラス ATPファイナルズ初勝利の瞬間!<<
Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
20歳で世界ランク2位のアルカラスは同大会初出場。昨年は出場権を得ていたが、直前に左わき腹を負傷し欠場していた。
初戦で第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)に敗れ迎えた第2戦の第1セット、アルカラスはファーストサービス時に95パーセントの確率でポイントを獲得しルブレフにブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第11ゲームでブレークを果たし先行する。
続く第2セット、苛立ちをみせるルブレフに対しアルカラスは第1ゲームでブレークを奪いリードすると、その後も強力なストロークで主導権を握り第7ゲームでもブレークに成功。1時間14分の快勝で大会初勝利を飾った。
アルカラスは第3戦で第3シードのD・メドベージェフと対戦する。