エンゼルスからのQOを拒否した大谷。しかし、残留の可能性はゼロとはなっていない。(C)Getty Images 今オフに…

エンゼルスからのQOを拒否した大谷。しかし、残留の可能性はゼロとはなっていない。(C)Getty Images

 今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平。いまや話題とならない日がないほどに注目を集める彼の去就に動きがあった。現地時間11月14日、所属先の球団からクオリファイングオファー(QO)を受けた全7選手が提示を拒否したと明らかになった。

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 もっとも、当然の動きではあった。そもそもQOはFAを取得した選手に対して、前所属球団が1年契約をオファーできる制度なのだが、提示できるのはメジャーの上位125選手の平均年俸額となっている。ちなみに来季は2032万5000ドル(約30億5000万円)だ。

 それだけに断られたエンゼルスも想定内だったであろう。実際、QOを拒んだからといって、大谷との再契約が完全になくなったわけではない。より大型契約が望める選手にとって、拒否するのは、もはや「通例」でもある。

 昨年のオフで言えば、アーロン・ジャッジもヤンキースからの提示を拒否。その後、パドレスやジャイアンツとの争奪戦の末に、ヤンキースと9年契約を再締結。手にした額は史上3番目となる3億6000万ドル(当時のレートで約493億5000万円)にのぼった。年平均にして4000万ドル(当時のレートで約54億8000万円)である。

 ゆえにエンゼルスが本気で大谷を引き留めたければ、最低でも5億ドル(約757億6300万円)とされるメガオファーを提示。そのほかの条項を含めて誠意を見せれば、残留の可能性はある。

 一方でQO拒否されたエンゼルスは、大谷が別のチームと契約を結んだ場合にドラフトの指名権が獲得できることになった。となると、ドジャースやブレーブスなど競争相手が多く、チームの総年俸も上がるリスクがある再契約を見切り、再建に舵を切るのも現実的な策ではある。

 はたして、大谷、そしてエンゼルスはどんな決断を下すのか。QO拒否によって争奪戦はより激しくなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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