<大相撲十一月場所>◇三日目◇14日◇福岡・福岡国際センター  将来有望、間違いなしといった逸材がまた相撲界を賑わせ始めている。序二段六十六枚目・夢之富士(伊勢ヶ濱)は、まだ15歳。それでも身長181.0センチ、体重134.0キロといった堂…

<大相撲十一月場所>◇三日目◇14日◇福岡・福岡国際センター

 将来有望、間違いなしといった逸材がまた相撲界を賑わせ始めている。序二段六十六枚目・夢之富士(伊勢ヶ濱)は、まだ15歳。それでも身長181.0センチ、体重134.0キロといった堂々たる体格で、この日は序二段六十八枚目・藤の谷(八角)を一蹴。ファンからは、数年後には当然のように関取になっているだろうと期待が膨らんでいる。

【映像】体格・風格、文句なしの夢之富士

 序二段という番付がすでに似合わない体格と風格だ。今年の三月場所で初土俵を踏んだばかりだが、五月場所、七月場所と順調に勝ち越したが、先場所は途中休場もあり初の負け越し。やや番付を下げて今場所を迎えていた。

 先場所は洗礼を浴びた形になったが、そこはなんでも伸び盛りの15歳。どんどんとたくましさを増しており、髷が結える日を待ち望むように髪の毛も順調に伸びていた。前日に今場所初白星を挙げて迎えたこの日の取組は、藤の谷と対戦。立ち合い、1度突っかけてしまい仕切り直しとなったが、迫力抜群の強い立ち合いからまわしを取ることにこだわらず、圧力をかけてあっさりと寄り切り。2連勝を果たした。

 将来性抜群の様子に、ファンからは「つよい」「3年くらいで関取になってそうだ」と、次々と期待の声が集まっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)