第103回全国高校ラグビー大会宮崎県予選決勝が12日、宮崎市熊野のひなた県総合運動公園ラグビー場であり、高鍋が合同チームの延岡・延岡工・日向・富島に41―7で勝って13年連続36度目の優勝。12月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で…

 第103回全国高校ラグビー大会宮崎県予選決勝が12日、宮崎市熊野のひなた県総合運動公園ラグビー場であり、高鍋が合同チームの延岡・延岡工・日向・富島に41―7で勝って13年連続36度目の優勝。12月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で始まる全国大会へ31回目の出場を決めた。

 県内では突出した存在の高鍋だが、今年の3年生12選手のうち半分が競技未経験。1年生大会では優勝を逃した世代。先輩たちに負けないよう佐光将宗主将を中心にまとまり、チーム力を上げてきた。佐光主将は「高鍋の持ち味の低い姿勢の防御と早いテンポを」と全国大会を見据えた。

 部員不足による合同チームとして初の決勝に進んだ県北4校も1トライを奪った。主将を務めた延岡工の田崎永大選手は「連係をしっかりとれ、ここまで来られた」と満足そうだった。(森田博志)